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2023年中学受験 結果は!?

サピックス軍の戦況やいかに。



我が隊全勝也

ということで、我が家の受験は終わりました。
見事なフィニッシュでした。
本人も悔いなくやり切ったし、結果もちゃんと出したし
塾への恩返しもできた。満足です。

小さい頃は繊細な子だったのに、いつの間にか
こんなにたくましく図太くなって…。

全部で4校受けましたが、どの学校でも
「じゃあねー」と言ってスーーーっと校舎に入っていく我が子。
「え、え、あ、いってらっしゃい」という私の声を聞いているのかいないのか
(多分聞こえてない)ひとっつもこっちを振り返りやしない。


え?
受験当日ってこんなにあっさりなの?
もっとみんな感動的な何かがあるんじゃないの?

親サイド
①「よくぞここまで…」と感慨にふける
②緊張する我が子へ「頑張ってきたんだから大丈夫だよ」と励ます

子供サイド
①「お母さん、お父さん。ここまで応援してくれてありがとう」と感謝の言葉
②「じゃあ、頑張ってくるね!」と成長した姿を見せる
③不安そうに親を見る(そして親は励ますように笑顔を見せる、までがセット)
とか…
そういうのがあるものだと思っていましたよ。


あっさり、さっぱりでした。
私自身はわりと体育会系、どちらかというと早稲アカ寄りですが
我が子は意外とドライなんだなー。現実的。
サピックスに入れたのはナイスチョイスだったと3年半前の私を褒めたい。


ということで、今後少しずつサピックスでの戦い方等々
書いていきたいと思いますので乞うご期待!

本の紹介も順次…




# by nagisa65 | 2023-02-03 23:13 | Comments(0)

英語嫌い③

前回の続きです。
ってこんなことを書いている場合ではないんですよね。
もう2月1日が目前なのに、私はいったい何をしているのでしょう。

子供は相変わらずマイペースに勉強しています。
図太いのか鈍感なのか…
サピックスの先生にも「もう本人の性格ですね〜。」
と言われてしまいました。
そんなサピックスとの3年半のお付き合いも、ついに明後日が最後です。
いよいよですね。2023年組!

って気負っているのはだぶん親だけですね。
子供と先生はいつも通り、淡々と終わらせてくるのでしょう。


で、英語です。
英語にすっかり苦手意識を持ち、「つまらない」という我が子が
唯一「おもしろかった!」と言った先生は、元塾講師だったとのこと。

英語の担当としてではなく、補助教諭としての先生なのですが、
英語の先生がお休みの時、代わりに授業をしてくれたことが数回あったそうです。
その授業が非常にわかりやすかった。
その日にやる英語のセンテンスの内容を簡単に説明してくれた、
つまり「今、私たちは何を学んでいるのか」を最初にきちんと説明してくれたから
迷子にならない。
それまでの先生のように、訳もわからないまま
しゃべらせる、書かせる、ということがなかった。

「文法を学ばせたり、単語を覚えさせたりすると楽しくない
(だからできればそれは避けたい)」
ということをリンク先の記事の先生たちはおっしゃっているけれど…
そうかなあ。

高学年になると、物事を系統立てて考えられるようになるそうなので、
そういうことを無視して「難しいことはまだいいのよ〜」
「とにかく楽しくおしゃべりしましょ〜」という進め方は
ある意味で子供を馬鹿にしている、と私は思うんですよね。

学びにつながらないから楽しくない。
そして中学生になると「このくらいはもう小学校でやってきたでしょ」
という前提でいきなり難しくなる(記事によると)。
それでは嫌いになって当然でしょう。

そもそも、国や有識者の先生方が期待するようなレベルの授業が
公立の小学校で実施できると本当に思っていたのだろうか?
おそらく多くの親はそんなこと期待していなかったと思いますよ。
だからこそ、英語を習いに行かせるご家庭が増えたんじゃないですかね。
そして学校以外で習っている子とそうでない子とで、どんどん差がつく。
教育費も余計にかかるようになる。
…ん??英語教育業界の陰謀かな???

義務教育で教えることは、各家庭が外部委託しないでも
きちんと身につくように教えて!というのが私の希望です。

習字もねえ。
どうして学校できれいな字が書けるようにしてくれないんだろう。
私の祖母は尋常小学校しか出ていないけれど、とっても字が上手でした。
水泳も学校で教えてくれれば、わざわざスイミングスクールに行かなくていいのにね。

英語もスタートを早くすることよりも、中学校でもっと手厚い授業が
できる方向性に持っていってくれればいいのに…


話がそれましたが、つまり英語の早期スタートは
①英語嫌いを増やす
②英語習得の差が広がる
という(おそらく世間一般が)危惧した通りになったので
次の指導要領大改訂では見直して欲しいというのが私の希望です。




# by nagisa65 | 2023-01-27 23:31 | Comments(0)

英語嫌い②

前回の続きです。


問題点は
①小学校によって授業レベルがバラバラ
②そもそも教える体制が整っていない
③教える内容が中途半端

だと前回書きました。
学習指導要領に書いてあることは立派だし、
実験校の内容も素晴らしいけれど…
「絵に描いた餅だな。」



私は自分の子供と、子供の通う学校のことしか知らないから
サンプル1でしかないけれど
どう甘めに採点しても目標は達成できていない。


①は私の想像なので割愛。でも多分そうだろうと思う。
学校というか、先生に左右されるでしょうね。

②は、これ他の学校はどうなんだろう?
我が子の学校は英語担当の先生がコロコロ変わるんですよね。
(しかも先生が遅刻する、とか授業を忘れていて来なかった、
なんてこともあるらしい。大丈夫なの??)
だから継続的な授業なんてできない。場当たり的な内容なので
ちっとも身につかないし、今何を学んでいるのか子供がわかっていない。

3、4年生時の「なんとなく英語の雰囲気を感じる」レベルで良しとする
授業ならそれでいいと思いますが、指導要領の内容を達成したいのなら
体制が整ってなさすぎるでしょう。やらない方がマシ。
何より担任の先生が気の毒すぎる。

③ですが高学年で4技能の基礎を身につける、単語700語を習得が目標だそうです。
学習指導要領 p.90には
 また,小学校では,第3学年及び第4学年においては外国語活動として2年間,計 70 単位時間,第5学年及び第6学年においては教科として2年間,計140 単位時間,合計 210 単位時間をかけて指導することとなり,この中で 600~ 700 語程度の語を扱うことは,国際的な基準に照らしても妥当な数字である。 なお,この 600 ~ 700 語というのは後述する発信語彙と受容語彙の両方を含めた語彙サイズであり,これらの全てを覚えて使いこなさなければならない,ということではない。また,「600 ~ 700 語程度」としている語数について,「600語」とは小学校の外国語活動及び外国語科で指導する語数の下限を,「700 語」とは指導で取り扱う一定の目安となる語数を示したものであり,700 語程度を上限とするという趣旨ではない。
とあるので、私のイメージする単語習得=700語全部頭に入れてね!書けるようにしてね!
とは違い、ふんわりだいたい700語くらいは「聞いたことがあるなあ」「なんとなく知っている」
レベルでいいのかもしれませんが、うちの子を見る限りそれすらもアヤシイ。

ある日の我が家では

次の英語の時間に発表するから
何やら自己紹介的な英語を書いてこい、と言われた。
(例:好きな食べ物は?行きたい場所は?好きな科目は?)

→例文が書いてあるから単語だけ入れ替えればいいんだけどその単語がわからない!
→だってそんな単語は書いたこともないし習ったこともないからわかんない!
→おかーさん!〇〇ってなんて書くの??
→よーし。なんとか形になった!とにかくこれを丸暗記じゃ!!

ですよ。
これって英語の勉強になってます?
おまけに

子 ところでこの英語、どういう意味?
私 え?何をして遊ぶのが好きですか?とか旅行に行くならどこがいいですか?とか
  そういう意味だよ。
子 へえー!そうなんだ!
私 え?学校で教えてもらってないの?
子 うん。
私 (絶句)

というわけで、そもそも文法をきちんと習っていないし、
例文がどういう意味なのかもわかっていない状況で
自己紹介文を書いてこいと言われ、すっかり
「英語ってよくわからない…。つまんない」に陥りました。

でもそんな我が子でも「おもしろい!楽しい!」と言った
英語の先生がひとりだけいました。


すみません。続きます。




# by nagisa65 | 2023-01-25 15:15 | Comments(0)

中学受験2023年開幕! と「英語嫌い」について

ついに2023年の戦いの火蓋が切って落とされた!
先発隊はすでにいくつかの戦いを終えたことでしょう。
我らがサピックス軍の戦況やいかに!?

我が家はとりあえず順調・順当です。
さあ、ラスボスを倒しに行くぞ!

…というところですが、うちの場合はここからが難しい。
何がって、本人のモチベーションの舵取りが難しい。
良くも悪くもブレない子だから親や先生が何をどうしようが変わらない。
変わらないのだけど、放っておくわけにもいきませんからねえ。

…何を言っているのか全然わかりませんね。
多分、うちと同じような悩みを持ったご家庭もあると思うので
全部終わったら順次書いていきたいです。

そんな戦いの真っ最中ですが気になる記事がありました。


これね。
私は英語が教科として取り入れられるとなった時から危惧していました。
絶対こうなるって。
同じように考えた方はおそらく多いと思います。

記事をざっくり要約すると

・英語嫌いの子が教科化前より増えた
・中学3年生の英語力は上がっている
・しかし二極化してしまった。
 中学1年生時点で習得状況に差がありすぎる
・小学校である程度やっている前提だから
 ついて来れていない子はどんどん遅れる

まあ、そうですよね。
いろいろ問題はあるけれど

①小学校によって授業レベルがバラバラ
②そもそも教える体制が整っていない
③教える内容が中途半端

このあたりに集約されるのではないかな。
私は、小学校ではとにかく余計なことをしないで
しっかり算数と国語を教えてほしいと思っています。
どんな時代でもまず大切なのは読み・書き・算盤(=計算)で、
これがないとお話にならない。
逆にこれさえきちんと身についていればあとのことはどうにでもなる。

しかし、現状ではこれすら怪しい子供たち(大人もですが)が増えているのです。
Twitterなんてカオスですよね。
たった140字の文章ですらきちんと読み取れない、
もしくは相手に伝わるように書けない人が多すぎる。
お願いだから義務教育時代にきちんと基礎・基本を叩き込んでほしい。

我が家は低年齢での英語の学習は必要ないと考えていました。
しかし小学校での英語が必修化され、上記のようになることは予想できたので
そのあたりも中学受験きっかけのひとつになりました。

というわけで続きます。




# by nagisa65 | 2023-01-16 23:05 | Comments(0)

明けましたよ、令和5年 頑張りましょう2023年組

ついに明けましたよ、令和5年 2023年!
お正月特訓は噂に違わずハードでしたね!
サピックス軍の皆さんは無事完遂できましたでしょうか。
他軍の皆さんもお疲れ様でございました。

そしてまだまだ続くよ、冬期講習。

さすがにちょっと疲れが見えるので今朝はゆっくり寝かましたが…
様子を見ていると、どうも集中力を欠いているような気がしてしょうがない。
そんなことある?
この時期ってどんな子も、本番を前にやる気に満ちて
今までにはないような集中力を見せてくれるんじゃないんですか??

特に国語の記述が酷くてね…
この時期に言ってはならないと思いながらもついチクチク言ってしまいましたわ。
そうしたら先生から電話がかかってきました。
先生曰く、
「心配していません。大丈夫です。難しいですから、このくらいできていれば十分です。」
=直前に余計なことを言ってモチベーションを下げないように!

…はい。もう言いません。ぐっと堪えて、いや、もう何も見るまい。

我が家の戦力(=偏差値順)は 国語=理科>社会=算数
ですが、本人の好きな順でいくと 算数>理科>国語=社会
という具合に好きと得意が一致していない。
だからこそ諸々戦略を立ててきたつもりですが…
国語については改善の余地が大有りだなあ。
我が家は今更どうにもならないのでこのまま突っ走りますが
後に続く皆さんの参考になるよう、受験が終わったらまとめて書いてみようと思います。
需要あるかな?

というわけで埼玉初戦まで残り数日!!


# by nagisa65 | 2023-01-04 16:46 | Comments(0)

本の記録と紹介


by カストル